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セレック治療とは
当院はドイツで開発された最新のシステムであるセレックシステムを導入しております。
セレックシステムとは虫歯を削った歯を3Dカメラで計測した後、コンピュータで修復物を設計、製作し、最短1日で見た目にも美しいセラミックが入る修復システムです
(症例により翌日以降になる場合がございます。また型取りが必要となることがあります。)
セレック治療の特徴
1.技工所を通さないのでリーズナブル
従来の治療では型を取った後、技工士が詰め物やかぶせ物を製作するので技工料がかかるのですが、セレック治療ではコンピュータが製作するので技工料がかからず、高額なセラミック治療を低価格で提供させて頂くことが出来る様になりました。
2.通院回数が少ない
削ったその場で修復物を加工し装着するので削った歯が汚染されません。
また症例によっては通院1日で治療が完結します。
3.きれい、安全、長持ち
セラミックなので見た目に美しく、金属と違ってアレルギーをおこす心配がありません。
ブロックを削りだすのでセラミックが均一で高い耐久性があります。
二次う蝕を起こしにくい治療法なので長持ちします。
歯科医療先進国であるスイスの実験データによると、セレックの15年後の生存率は94%、20年後は90%という報告があります。
保険の歯の平均生存率が4~5年なので、4倍も長持ちする結果となっています。
4.型取りが不要
セレックでは削った歯は従来の型取りではなく3Dカメラで撮影します。
特にえづきやすい方は型取りに苦しまなくて済みます。
(症例により型取りが必要となることがあります。)
セレック治療の流れ
- 1.スキャン
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>虫歯や銀歯などの修復物を除去し、3Dカメラで撮影します。
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>虫歯や銀歯などの修復物を除去し、3Dカメラで撮影します。
- 2.設計
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>コンピュータの画面上で修復物を設計します
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>コンピュータの画面上で修復物を設計します
- 3.製作
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>ミリングマシンがセラミックブロックを削ります
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>ミリングマシンがセラミックブロックを削ります
- 4.熱処理
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セラミックの硬度を上げたり、つや出しのために加熱処理します
噛み合わせの力がかかる症例で行います
(全ての症例で行うものではありません)
- 5.装着
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>修復物を装着します
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>修復物を装着します
セレックQ&A
Q.治療した歯は永遠に持ちますか?
残念ながらこの世に永遠というものは存在しません。高級車だって永遠に乗り続けることはできません。人生最大のお買い物「家」だって手入れや修繕、リフォームが必要です。人が生き物で「老いていく」ことを考えると、人の身体の一部のみ永遠はありません。
定期検診に来る人、来ない人でも生存率は変化しますし歯軋りや食いしばりといった生活習慣でも持ちは変化してきます。
大切なのは定期検診。
セレックはもしもの時の再修復も他の修復法と比較して、とっても容易です。
検診に来てきっちり保障してもらいましょう。
治療は歯の値段ではなく治療した歯を長く管理維持していくための費用なのです。
Q.保険診療は可能ですか?
セレックにおける治療は保険診療外となります。しかし、セレックにおける治療では、患者様のコストに見合った治療効果をもたらすので、自信を持っておすすめします。
Q.なぜセラミックが良いのですか?
4. 保険診療で用いるレジン(プラスチック素材)の修復治療に比べると、着色・変色・摩耗などの心配がありません。
また、金属を用いた修復治療と比べても、歯垢(プラーク)が付着しにくく、アレルギーの心配もありません。ゴールド(金属)や保険適用銀歯と比較すると、プラークの付着は量は1/3以下だという報告があります。
また、セレックで使用するセラミックは、専門の工場にて規格生産しているため、異物などの混入がなく、セラミック素材として安定しております。
Q.どのような状態でもセレックでの治療はできますか?
患者様のむし歯やかみ合わせの状態、また口腔内の状態によって最適な治療法を検討するため、一度当院までご相談下さい。セラミックによる治療は一般的に、詰め物やかぶせものといった治療や、前歯に貼りつけるラミネートベニアの治療も可能です。